ERAターボチューニング
公称95HPと言われても、過給圧0.3(bar)じゃチョット物足りない・・・・そんなオーナー必見のメニュー!

ネットや洋書でターボに関する記述があった場合、過給圧がlbやpsiの表記がほとんどです。
聞き慣れたbarに置きかえる場合は lb(psi)×0.06895でOKです。 ちなみに14psi = 0.9653barになります。
始めに
ERAターボはエンジンがとてもスムーズなのを以外に知られていません。「遅い」と言う表現もあながち間違いとは言えませんが、それは期待の大きさと裏返しの評価とも取れます。普通に乗れば太くなったトルクのせいで4000rpmまでは回さないですし、そのあたりで自然吸気とは違った「スピードの乗り」みたいなものも感じられるからです。実際はいくらでも速く出来たそうですが、いろいろな事情でこの馬力に落ち着いたようです。その一番の理由と言うのが、生産されたほとんどのERAが日本向けだったと言う事です。色々な意味でスペシャルなこのMINI、英国本国のオーナーのように楽しんでいるユーザーが日本にどれだけいるかは・・・・、疑問ですね。
@ あまり大きくイジりたく無い!
純正マフラー・触媒はすでに詰まり気味なので、スッパリ取って下さい。エキマニから極太のダウンパイプとターボ用のマフラーに交換するだけで排気効率がアップします。200馬力仕様でも同じ組み合わせです。
ブーストアップをしましょう。機械式VVCを割り込ませて0.4まで上げます。ガスは少し濃い目に。この辺りまではプラグを見ての感に頼った方法でもブローはありません。0.4以上は厳禁ですよ。
A @メニュー+プッシューン〜って言わせたい!
プレナムチャンバーをダンプバルブ取り付け用に加工したものに交換します。ダンプバルブは特に高価なものは不要。
0.5bar 位までVVCで上げてやります。これでアクセルオフの際に「プシュー」と音が聞こえて楽しくなります。もちろんタービン保護が目的ですよ。街中を走る場合は一瞬なら0.6でも良いですが、必ず燃調を濃くすることと、間違っても踏みっぱなしを避ける事。
過給圧が高ければ高いほどプシュン音もいい音になりますが・・・・、
高速道路もこの過給圧では走ってはいけません。・・・・・絶対ブローします。
以上この辺りまでがノーマルエンジンのメニューです。全てDOGHOUSEでご用意します。
さらに、多少の涙を伴いますが・・・・。
B たっぷり遊んだせいで、無事?エンジンがブローした後で・・・・・
上のメニューについて、いくら口をすっぱくして注意しても、VVCで上げちゃうんですよ、0.7〜0.8まで(笑)
でもって、白煙を吐きます。良くてガスケット抜け、大抵の場合ピストン溶解です。
ではエンジンを降ろして、・・・・・・やりましょう!
世界に500台しか生産されなかった貴重なERAターボです。それゆえエンジンのOHは必然です。
後はお望みの馬力をDHRでオーダーして下さい。熱対策の関係で120〜130HPが良いみたいです。クーラー付きですからね。
通常ピストン交換・ブロックサーフェースリング加工・ヘッド加工、そして一番大切な燃調をキッチリあわせます。
あなたのERAターボがイベントでKADキラーと呼ばれる日も近い!かも?
★詳しいチューニングメニュー
馬力はブーストで決まります。だから馬力と仕様の関連はありません。ただ、使用目的と耐ブースト圧で2種類のピストン&ヘッドの組み合わせがあります。カム交換は必至です。たまにラリー仕様ぐらいのカムを入れる方がいますが、今はPIPER社でターボ用を作ってくれます。(在庫は無いという意味です)200馬力でもそちらを使います。
ストリートフルブースト仕様(ロードステルス・・・後ろに迫られても気づかない排気音)
鋳造+020 10ccディッシュピストン(オメガスペシャルオーダー)
ターボ用DHRロードステルスヘッド (燃焼室容量28cc)

ブロックサーフェースリング加工(Gr.Aガスケット使用可能) 圧縮比8.:1 0.7〜0.8bar 過給圧から130+馬力
カムシャフト PIPER製 ターボ用カム
排気系の交換・ダンプバルブの追加
通常のエンジンOHメニューは必要。 ラジエーターは4層タイプに交換必用。
※クーラーは残せますが、夏場のオーバーヒートは注意が必要です。